noteは魅力的な記事が多く、最近では自治体でも活用され始めています。スキルアップや自己研鑽にも活用できます。
現場で得た知識やノウハウを無料で提供しているnoteも多くあるので、本では得られない最新の情報を得られるでしょう。また、本よりも読みやすい文字数であるため、気軽に読めるのもメリットです。読み物としてだけではなく、学習教材として活用するのもおすすめです。
今回は、Webコンテンツを制作しているディレクターの中で、注目の方を3名紹介します。ユーザーの紹介はもちろん、特に注目の記事も紹介しているので、「どのnoteを読めばいいかわからない」という方は参考にしてみてください。
noteのディレクター「平野太一 / note」さん
はじめに紹介するのは、noteのディレクターを務めている平野さんです。平野さんは、2018年からnoteのディレクターとして活躍しており、多くの記事を執筆しています。
そんな平野さんの注目記事は2つ。1記事目は、「『人は記事をちゃんと読まない』からはじまる意識改革」です。記事の中で、「読み手が記事を読まない前提に立つことで、読み手と書き手の温度差を埋めていく」ことが述べられています。Webコンテンツを制作する場合には、言葉を洗練させていくことが大切だと感じている方も多いでしょう。記事を参考にすると、コンテンツのブラッシュアップができるかもしれません。
2つ目は、「仕事のことばかり考えていたら、感性の根っこが腐った」です。記事では、仕事とプライベートのバランスについて、平野さんの実体験から述べられています。人は、ついつい「意味のあるもの」や「効率のよさ」を重視しがちです。しかし、アイディアを出したり大切なことをしたりするためには、意味がないように思われることもやってみることが必要でしょう。平野さんは、このほか仕事論や人生観、便利なツールなど幅広いことをnoteで公開しています。「誰の記事を読もうか」と迷ったら、まずは平野さんの記事を読んでみることをおすすめします。
現役Webディレクターの「matsumotoo / 観察好き」さん
https://note.com/matsumoto1988
続いて紹介するのが、「matsumotoo / 観察好き」さん。matsumotooさんは、現役のWebディレクターだそうです。日々の業務や生活の中での疑問をnoteで言語化されています。
注目の記事は以下の2記事です。1記事目は、「snaq.meについて調べたので、まとめる」です。matsumotooさんは、話題のサービスを調査し分析しています。ここで紹介されているsnaq.meは、お菓子のサブスクリプションサービスです。snaq.meをはじめ、お菓子の業界とサブスクリプションサービスに関する分析もされています。Webディレクターとしての視点から書かれているので、参考にできるところも多いでしょう。
2記事目は、「マーケティング観察 #009 AmazonのITインフラストラクチャサービス『AWS』」。こちらは、AWSについて分析しています。概要はもちろんのこと、業界でのポジション、ビジネスモデルを詳細に解説されているので、AWSについて再度学べるでしょう。最後には、matsumotooさんによる考察もされています。
matsumotooさんは、ほかにもさまざまな企業・サービスの分析をしています。コンテンツ制作の参考にしてみてください。
クリエイティブディレクターの「illy / 入谷 聡」さん
最後に紹介するのは、illy / 入谷 聡さんです。入谷さんは、クリエイティブディレクター、プロジェクトマネージャーとして活躍されています。
ここでは注目の記事を2つ紹介します。1記事目は、「『アジェンダを一人歩きさせる』非同期な打合せのしかた」です。ディレクターは、クライアントや制作サイドとの打ち合わせが多いでしょう。最近ではオンラインミーティングに苦戦している方もいるのではないでしょうか。この記事では、オンラインミーティングでの打ち合わせにおける「アジェンダ」の重要性が述べられています。アジェンダは対面型の打ち合わせでも大切ですが、ついつい軽視してしまいがちです。記事を読み、改めてアジェンダの必要性を見直してみてはいかがでしょうか。
2記事目は、「文体練習のすすめ」です。文章を書く際には、言葉の表現の幅が必要になることがあります。「もっといい言葉で書いたり伝えられたりできたらな…」と悩んでいる方は、ぜひこの記事を読んでみてください。
入谷さんは、自身の記事をマガジンにまとめているほか、noteで見つけたお気に入りの記事もマガジンにしています。そちらも含めて参考にするとよいでしょう。
ディレクターのnoteはアイディアの宝庫
今回は、ディレクター向けにnoteの注目記事を紹介しました。今回紹介した方以外にも、noteにはディレクターの方が多く記事を公開しています。あなたが感じているのと同じような悩みが書かれた記事や、アイディアのヒントとなる記事もあるでしょう。
本とは違い、読むハードルが低いのもnoteの魅力です。「自己研鑽をする時間がない」「なかなか本が読めない」と感じているディレクターの方は、noteを活用してみてください。