「これからWebディレクターを目指したい」「Webディレクターに興味がある」というあなた。Webディレクターは幅広いスキルが求められるため、何から学んでいったらいいのか、またどの程度のレベルまで学べばいいのか悩む方も多いのではないでしょうか。Webディレクターに必要なスキルを体系的に学びたい方におすすめなのは、「オンラインスクール」です。
本記事では、Webディレクションが学べるオンラインスクールの選び方や、おすすめのオンラインスクールまで紹介します。これからWebディレクションを学びたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
Webディレクションを学ぶオンラインスクールの選び方
オンラインスクールによって、カリキュラムは大きく異なるので、何を基準に選んだらいいのかわからないという方も多いでしょう。まずは、オンラインスクールを選ぶときの3つのポイントを紹介します。
相談できるメンターがついているのか
オンラインスクールを選ぶときの1つ目のポイントは、相談できるメンターがついているのかどうかです。
Webディレクションは職業としての歴史は長くなく、Webディレクターとして活躍している人もまだまだ多くはありません。そのため、「キャリアについて相談できる人が見つからない」と悩む方も多いでしょう。特に最初の頃は、Webディレクターとして活躍する方法や、これからのキャリアの進め方についてなど経験者に相談したいことも多いのではないでしょうか。
オンラインスクールに通う際には、ただただスキルアップができるところよりも、経験者やプロに相談ができるところがおすすめです。特に、Webディレクションが未経験の場合、メンターの存在は大きいもの。オンラインで講義を聞くだけではなく、メンター制度はあるのか、どの程度質問ができるのか、相談に乗ってもらえるのかは事前に確認しておくことがおすすめです。
実際の案件にチャレンジできるのか
オンラインスクールを選ぶときの2つ目のポイントは、実際の案件にチャレンジできるところを選ぶことです。
オンラインスクールでは、すでに収録された授業を聞く「オンデマンド」のみのところもあります。オンデマンドの場合、画面の前でただ動画を見ただけで時間が過ぎてしまい、「なんとなく理解はできたけれど、実際の業務でどう活用したらいいのかわからない……」ということも少なくありません。
Webディレクションに必要なスキルはたくさんありますが、すべてのスキルを完璧にして業務に取り組むというよりは、様々なスキルを組み合わせて対応していくことが求められます。机に向かって勉強することも大切ですが、実際に手を動かしながら学ぶことのほうが多いといえるでしょう。
そのため、動画を見るだけではなく「実際に手を動かして作業ができるのか」「案件に挑戦しつつ、フィードバックをもらえるのか」は重要なポイントです。より実践に使えるスキルを得たい方は、手を動かして取り組める課題があるのかどうかも確認しておきましょう。
Webディレクション以外のスキルも学べるのか
オンラインスクールを選ぶときの3つ目のポイントは、Webディレクション以外のスキルも学べるのかどうかです。
先ほどから繰り返し説明しているように、Webディレクションには幅広いスキルが求められます。基礎知識として、Webやインターネットに関する知識、セキュリティに関する知識などを学んだ後は、以下のように様々なスキルを広く身につけることになるでしょう。
<Webディレクターに求められるスキル>
- 提案書や設計書を要件定義から作成するスキル
- UX・UIを検討したワイヤーフレームを作成するスキル
- コンテンツの作成・編集スキル
- HTML/CSS/JavaScriptなどのプログラミングスキル
- PhotoshopやIllustratorなどのソフト操作
- Webデザインスキル
これらのスキルは「あると必ず役に立つプラスアルファのスキル」ですが、必須ではありません。そのためオンラインスクールのカリキュラムによって、学べるものもあれば、カリキュラムに入っていないものもあります。自分に足りないと思うスキルや学びたいスキルがある場合、そのスキルを習得できるカリキュラムになっているのかどうかも確認しておきましょう。
Webディレクションを学ぶおすすめのオンラインスクール5選
先ほど紹介したポイントを踏まえ、Webディレクションを学ぶためにおすすめのオンラインスクールを5つ紹介します。
TECH ACADEMY
実務に使えるWebディレクションを短期間で学ぶならTECH ACADEMYの「Webディレクションコース」がおすすめです。
提案書・ワイヤーフレーム・設計書の作成を行いながら、実務に近い形で学習を進められるため、実践的なスキルを身につけられます。
またパーソナルメンターがつき、週に2回30分ビデオチャットで質問可能。また、19時〜23時はチャットサポートもあり。回数無制限で質問、そして課題へのレビューをおこなってもらえるので、細かな疑問にも対応してもらえます。
一人ひとりのスキルにあわせて、実務を想定したカリキュラムを行えるので「短期間で実務に使えるスキルをつけたい」という方におすすめです。
INTERNET ACADEMY
https://www.internetacademy.jp
「オンラインだけではなく、直接指導してもらいたい」「デザイン・プログラミングなど幅広い知識をつけたい」という方におすすめなのは、INTERNET ACADEMYです。
INTERNET ACADEMYでは、授業ごとにライブ授業やマンツーマン授業、オンデマンド授業の3つから選択できます。「時間がないからオンデマンドで授業を受けよう」「質問したい内容がたくさんあるからマンツーマン授業にしよう」など、ニーズにあわせて授業形態を変更できるのは嬉しいポイントではないでしょうか。
また、Webディレクションの基礎知識から、デザイン・プログラミングまで幅広い講座を選択できることもメリットです。Web専門スクールとして受講中のスキル習得についてはもちろん、受講後のことに関しても相談可能なので、Web未経験者にも心強いスクールだといえるでしょう。
SHElikes
女性のためのクリエイティブスクールSHElikesでは、Webに関する知識がある方に向けたディレクターコースを開催しています。
SHElikesのディレクターコースは、実際にディレクター・PMとして活躍している講師からの授業を受けられることがポイントです。また、ディレクターコース以外にも「Webデザイン」「Webマーケティング」「副業・フリーランス」「SNS活用」「ブランディング」など様々なコースが準備されています。これからWebに関する仕事をしていきたい女性は、ぜひ詳細を確認してみてはいかがでしょうか。
Schoo
生放送コミュニティSchooでも、Webディレクションに関する講座が行われることがあります。実際にWebディレクション領域で活躍している方の授業をライブにて参加できるので、臨場感も感じられるでしょう。直接コメントで質問できることもメリットです。
しかし、Webディレクションに関する講座が定期的に行われているわけではありません。こまめにスケジュールを確認しておくことがおすすめです。
デジハリONLINE
クリエイティブディレクターを目指す方にはデジハリONLINEの「Webディレクター講座」がおすすめです。
Webディレクション概論・Webリテラシー概論と大きく2つの内容から、Web制作の全体像を把握できます。
講義はオンライン完結で、実践したりメンターに相談したりなどのオプションはありませんが、Webディレクターの基礎について体系的に学びたい方にはおすすめです。
オンライスクールからWebディレクターになるポイント
オンラインスクールで勉強した後、すぐに実務で大きなプロジェクトに関わることは難しいものです。まずはスクールで、学んだことを実践に移しながら実績を積み、少しずつ着実にディレクション能力を磨いていきましょう。
これからWebディレクションに挑戦する場合は、まずはプロジェクトにアシスタントディレクターとして参加させてもらえないか、もしくはディレクションを任せてもらえないか交渉・営業してみてください。
オンラインスクールでWebディレクションスキルの基礎を身につけよう
Webディレクションスキルは、一人で勉強する場合、何から手をつけたらいいのか悩んでしまいがち。
「Webディレクターになりたいけれど、何から手をつけたらいいのかまったくわからない」「キャリアのサポートをしてほしい」という方は、オンラインスクールに通うことも検討してみてはいかがでしょうか。
「知っている」と「できる」は別物です。スクールで学んだことは、ぜひ実践に移しながら、Webディレクターとしての一歩を踏み出しみてください。
また、ARCHETYPが運営するクリエイター専門の人材派遣サービス「ARCHETYP Staffing」では、登録しているクリエイター向けにWebディレクションや幅広いビジネススキルに関する知識を提供する「アーキタイプアカデミー」を展開しています。興味のある方は、こちらから登録またはお気軽にお問い合わせください!