事業責任者必見!新規プロダクト開発にノーコードがおすすめな理由

ソフトウェアやサービスの開発現場で、コーディングなしでプロダクト開発を可能にするノーコード。プログラム開発言語を知らない人でも、業務改善のアプリ開発に携われるとあって、いま注目をあびています。

新型コロナウイルスの影響で、デジタル・トランスフォーメーションの必要性を実感している事業責任者の方もいることでしょう。

ユーザーから愛されるプロダクト開発は、いまや待ったなしの様相を呈しています。今回はプロダクト開発の現場でなぜノーコードが注目されているのか、企業にとってどのようなメリットがあるのかみていきましょう。

今なぜノーコードなのか?プロダクト開発の現場で有効な理由

ここでは、2021年現在なぜノーコードがクローズアップされているのか、プロダクト開発の現場でなぜ注目をあびているのか解説します。

デジタル・トランスフォーメーション(DX)の推進

デジタル・トランスフォーメーション(DX)とは、IT技術をベースにビジネスモデルを見直し、業務の効率化をはかることです。

2020年は新型コロナウイルスの影響で、突然の大きな変化を世界中の企業は受け入れることになりました。そのため規模の大小にかかわらず、企業は従来の業務プロセスを明確にし、現場の業務を急いで改善する必要に迫られています。

政府が推進しているため、各地方自治体もDXの例外ではありません。行政手続のオンライン化など、今後は積極的に推し進めざるをえなくなるでしょう。

政府はリアル空間からサイバー空間へ、さらに人々の活動の場が移ると予測しています。DXの推進は、これからも長期にわたって続くトレンドということです。

DXの実現のためには、業務の効率化という課題を避けてとおれません。この問題解決に向け、いまやどの企業も取り組まなくてはならないのが新規プロダクト開発です。

API連携などクラウドの環境が充実!

プロダクト開発の現場でノーコードを取り入れる企業が増えているのは、API連携など環境の整備が整ってきたことがあげられます。

APIとは、Application Programming Interfaceの略のこと。プラットフォーム側の提供する機能を、外部からアクセスできるよう提供するのがAPIです。

エンジニアがゼロから機能を開発する必要がなくなり、必要なAPIを組み合わせればコストを削減してサービスを構築できます。

クラウドの自動化や外部連携などが、APIでできることです。今まで実現不可能だったことが、さまざまなAPIの登場によって可能に、さらにいえばお手軽に手に入るようになったといえるでしょう。

エンジニア不足なのに開発スピードが求められる!

ユーザーは価値が感じられるものや「好き」と思えるプロダクトを求めています。さらにプロダクトに使いやすさも求めているのです。

このようなプロダクト開発を、リソースに限りのあるITエンジニアに頼っているだけでは、開発スピードが遅くなります。大企業でも、プロダクトローンチまでたっぷり時間をかけていいわけではありません。ユーザーから求められているものをスピーディーに提供できなければ、競合に負けてしまうからです。

さらに情報処理推進機構(IPA)の「IT人材白書2020」によると、実際にDXを推進したくても、エンジニア不足は深刻な状況といえます。

そこで台頭してきたオフショア開発を検討した企業もあることでしょう。しかしユーザーが求める高い価値や、「好き」と思える関係を結べるプロダクト開発を、オフショアに求めるのは限界があるといえます。

ITエンジニアのリソースを確保できないなら、代わりにプロダクト開発チームが業務効率化を形にできたら…。スマホの利用がすでに日常の一部になっているため、従業員の誰もがすでに身近にあるテクノロジーを活用して、ソリューションを創造したいと思っているはずです。

だからこそコーディング知識を必要としない、ノーコード開発が注目されています。

企業や事業会社向け!ノーコード開発のメリットとは

では企業や事業責任者にとって、新規プロダクト開発にノーコードを選ぶメリットとは、一体どのようなものでしょうか?

簡潔にいえば、開発スピードの向上とコスト削減の2点です。では、それぞれみていきましょう。

ノーコードならプロダクト開発のスピードUP

ノーコードを利用するメリットといえば、その開発スピードです。開発にかかる時間を削減できるのは、次のような要因が考えられます。

  • 設計やプログラミングの作業工程を省ける
  • エラーが出にくい

事業部門の実情に合わせてカスタマイズされたアプリを、適切なタイミングで提供できれば、業務の無駄をなくし利益の向上に貢献できます。

2020年に経験したような大きな変化に対応するためには、戦略を元に業務フローの効率を高める施策を、タイムリー実行することが大切です。

ノーコードなら、コーディングなしでビジュアルインターフェースを通じて開発できます。新規プロダクト開発に携わる従業員が、直感的に業務を自動化するアプリを構築可能です。

ノーコードならコスト削減につながる

開発にかかる時間を削減できれば、大幅なコスト削減につながります。ノーコードを利用することで考えられるコスト削減分野は、次の3つです。

  • 開発
  • 保守
  • 運用

開発はもとより、ノーコード開発なら保守・運用業務の負担も軽減できます。従来のように、自社でメンテナンスを実施したり、アップデート作業におわれたりすることはありません。

なぜならノーコードツールを提供するベンダー側が、運用・保守作業を担うからです。

企業はノーコード開発に取り組んでみよう

企業規模の大小にかかわらず、ノーコードを利用したプロダクト開発は、直感的に業務の効率化が実現します。事業部門の現場をよく知る従業員が日常の業務からえた改善のヒントをもとに、アプリという形にすることが可能です。

ノーコードなら、エンジニアの人手不足でプロダクト開発が遅れることもありません。機を逃さないプロダクト開発ができるようになります。

簡単に自社専用にカスタマイズされたアプリを開発できるほか、運用・保守業務の負担も軽くなるのがメリットです。開発時間も大幅に短縮できるので、DX推進のためにもノーコード開発に取り組んでみましょう。


ライター
Mistyrose
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