CXO/CDO人材のニーズ急増!安定感のあるフリーランスWebデザイナーを目指す

「ビジネス」「デザイン」「テクノロジー」の領域で知識や経験を積んだフリーランスWebデザイナーは、どのようなキャリアパスを目指せば、収入を安定させられるのでしょうか?フリーランスとして気になる点といえば、真っ先に浮かぶのは、報酬のいい案件や収入の安定です。

技術、知識や経験においてハイスペックなフリーランスWebデザイナーに検討してほしいのが、業務委託という形でのCXOやCDOのお仕事。今回は注目のCXOやCDOとはどのようなポジションなのか、またフリーランスWebデザイナー向け案件の探し方やCXOやCDO職を担うメリットを解説します。


CXOやCDOとはどのようなポジションなのか?

CXOやCDOは政府のデザイン経営宣言を受け注目されていますが、一般的にはまだまだ聞きなれない役職です。

CXO(チーフ・エクスペリエンス・オフィサー)とは、日本語では「最高ユーザー体験責任者」と呼ばれています。これはサービスを使っている瞬間だけなく、サービスとユーザーが接触するあらゆる段階で、理想のユーザー体験を提供するアウトプットを担う役員です。CXOはユーザー体験=エクスペリエンスを軸に各部署と協業し、横断的にプロダクトの開発と意思決定に関わります。

日本では三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)が金融の「新しいあたりまえ」を創造するために、Japan Digital Design株式会社を立ち上げ、CXOを設置しました。メガバンクさえもユーザー体験を最大化しようと動き出している点が注目に値します。

CDO(チーフ・デザイン・オフィサー) とは、日本語では最高デザイン責任者のことです。C(チーフ)とつく役職は、会社における経営幹部の扱いとなります。そのためデザイン領域の執行に対する権限と責任を有しているのがポイント。具体的な担当領域は、製品デザイン、ブランド・マネジメント、広告コミュニケーションなど多岐にわたります。CCO(最高クリエイティブ責任者)と明確な違いはなく、ほぼ同じ領域を担当するのが特徴です。かつてアップルに在籍していた有名なCDOといえば、iPhone やiPadなどの多くのアップル製品を担当したジョナサン(ジョニー)・アイブでした。


フリーランスWebデザイナーの心構えや案件を探す方法

案件を獲得し継続するためには、フリーランスとしての心構えが求められます。信頼できるクライアントを見定めて仕事することは、フリーランスが安定した収入を得るために重要なポイントです。

エージェントに依頼すれば、案件を常に補充できるので生活が安定するほか、担当アドバイザーのサポートがあるため案件に集中できます。クライアント対応まで気が回らない人は検討したい案件の探し方です。大手企業とのパイプも強いエージェントなら、高単価の案件を受注できる可能性も高いといえるでしょう。

人脈をつくることも日ごろから心がけたいもの。知人からの紹介や過去の取引先から案件を依頼されることもしばしばあります。エージェントのなかには、フリーランス向けの勉強会や交流会など開催している場合があるので活用しましょう。ツイッターなどのSNSでも思わぬ案件に出会える可能性があります。相手がどういった会社や立場の人なのか慎重に調べる必要もあるものの、さまざまな人と気軽にコンタクトできるのがSNSの強みです。

エージェントを通じて働く場合は、原則として一定のマージン料金をおさめます。スポット派遣や1週間から3カ月の短期派遣を扱う場合や、案件を自ら選んでデザインを投稿して採用可否を待つグロースハッカーとして案件に参加するプラットフォームまで形態もさまざまです。

最近では企業の業務委託という形で、CDO人材やCXO人材を募集するケースが増えています。では次にCDO人材やCXO人材として働くと、どのようなメリットがあるのかみていきましょう。


CXOやCDOという役職を担うメリットとは?

フリーランスはもともと収入面で安定しない働き方です。しかし期間が決まっているとはいえ、CXOやCDOという権限と責任のある企業の重要なポジションを業務委託で担えば、収入の安定基盤を得られます。さらにC(チーフ)とつく役職は会社における経営幹部の扱いとなるため、よい報酬を期待できるのもポイントです。

業務委託契約の期間が終了してからも、CXOやCDOという肩書きを得た経験は、案件を獲得する際に生きてきます。職務経歴書にCXOやCDOという経歴が加わると信用度が増すため、新規の大手クライアントからオファーを受けやすくなります。そのため、以前よりも高単価案件を獲得しやすくなるでしょう。

フリーランスとしてひとりで作業する環境だと、なかなか成長の機会に恵まれません。企業のCXOやCDOになると、コミュニケーション能力を磨いたり、組織のなかで力を発揮したりする経験を得られます。

実際に目に見える成果が出せれば、CXOやCDOとしての大きな実績につながり、SNSなどで発信しつづければ新しいクライアントと出会いやすくなるでしょう。人脈づくりにおいても、以前にも増して出会いたい人と出会えるスピード感が増してくるはずです。


CXO・CDO案件はフリーランスに安定をもたらす

今回はフリーランスWebデザイナーが、収入面で安定するための方法を考えました。途切れることなく案件を獲得するためには、信頼できるクライアントと仕事したり、エージェント、旧知の人脈やSNSを通じてアプローチしたりする方法があります。さらに注目したいのは、CXO・CDO職の業務委託契約を獲得することだとご紹介しました。

CXO・CDO職の業務委託契約に成功すれば、フリーランスとして信用度が格段に上がります。新規の大手クライアントや、高単価な案件に出会うチャンスが増えますので、ぜひキャリアパスとして検討してみてください。

ライター
Mistyrose
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