百戦錬磨の経験が、
インハウスに活きる!

Webクリエイターのキャリアには、いくつかのタイプがあります。

制作会社(一部広告代理店)、フリーランス、そして一般企業や事業会社に勤めるインハウスクリエイターです。

さらにARCHETYP Staffingでは、この「インハウス」の枠組みを拡げ、一般企業や事業会社に派遣社員という形で携わり、フルタイム、時短勤務、テレワーク、週3勤務など柔軟な働き方を実現させる「ニュートラルスタッフ(派遣社員)」、「常駐フリーランス(業務委託)」というキャリアデザインを提唱しています。

今回は、制作会社出身のWebデザイナーがインハウスで働くことについてお話ししたいと思います。

インハウスクリエイターの需要が急上昇!

これまで一般企業でクリエイターを雇っているケースは珍しく、インハウスクリエイターは珍しい存在でした。

しかし、近年のインターネットやテクノロジーの隆盛によって、多くの産業でクリエイティブやデザインの重要性が叫ばれるようになり、クリエイターやクリエイティブチームを社内に導入する企業が増えてきたのです。

特に、一般企業の人事担当者が熱い視線を注いでいるのが、制作会社出身のWebクリエイターだと言われています。

Webクリエイターの強みと弱み

インハウスを展開する企業や事業会社は、制作会社出身のWebクリエイターのどこに魅力を感じているのでしょうか?

それは、スキルの高さ、様々な案件を通して培われた柔軟な対応力、そして最後まで仕事をこなす百戦錬磨の経験とガッツです。

制作会社の仕事はハードワークな場合が多いですが、そこで培われたスキルや経験は、制作会社出身のWebクリエイターならではの強みと言えるでしょう。

一方、制作会社出身のWebデザイナーにも弱点があります。

一概には言えませんが、一般企業で通例となっているマナーや、大企業ならではの意思決定プロセスは、制作会社のそれとは少し異なる場合も。Web業界とは違うカルチャーに馴染めるかどうかは、柔軟な対応力の見せ所かもしれません。

また、所属する企業の事業・サービスや業界に関する知識は、当然のことながら勉強して身に付けていく必要があるでしょう。

自分の好きな業界、企業を考えてみよう

インハウスで働くことになると、基本的には入社したその企業のプロダクトやサービスに集中して関わることになります。

制作会社では多数のプロジェクトに関わることが一般的ですが、インハウスクリエイターの場合は、担当するプロジェクトに集中して取り掛かる場合が多いのです。

ある種、クライアントは上司や他部署の社員。制作物はすべて自社のもの。これまでとは環境は様変わりします。

そう考えると、自分が好きな業界や商品、サービスに携わることが、就業先を選ぶ上での一つのポイントになるのではないでしょうか。

興味のある分野であれば、知識が増えていくのも楽しいですし、自分が好きなものに対してこれまで頑張ってきた百戦錬磨の経験で貢献できたら、これほど嬉しいことはないですよね。

また、社員としてフルタイムでがっつり携わることはもちろん、ニュートラルスタッフであれば「週3日」「時短勤務」「リモートワーク」などの条件がマッチングさえすれば、インハウスWebクリエイターをやりながら、残りの時間で他の仕事や作品制作、子育てなどを両立できる可能性が広がります。

制作会社で培ってきたスキルと経験を企業に還元しながら、自身のキャリアもクリエイティブに描いてみませんか?

まとめ

今回は、制作会社出身のWebクリエイターにこそおすすめしたい、「インハウス」というキャリアを取り上げてみました。

好きな分野や興味のある企業から考えると、インハウスの魅力も増してくるのではないでしょうか?

企業や事業会社は、あなたの百戦錬磨の経験を必要としています。一度、インハウスで働くことについて考えてみると、思わぬキャリアデザインが描けるきっかけになるかもしれませんよ。

松山 響
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