実際に試してわかったv0の実力!AIが生み出すUIデザインの新境地

Next.jsを開発し、ウェブサイトやアプリケーションの高速デプロイメントを提供するクラウドプラットフォームを運営するVercelが、新たにAIで搭載のUIデザインツール「v0」を開発しました。
本記事では、v0の性能や使い方、筆者の検証内容について紹介していきますので、ぜひ最後までご覧ください!

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v0について

v0は、Vercelが開発したAI搭載UIデザインツールで、ウェブ開発とデザインの世界に新たな風を吹き込んでいます。
このツールの最大の特徴は、自然言語からウェブサイトやアプリのインターフェースを生成できる点にあります。ユーザーは、日本語を含む多言語で簡単な説明文を入力するだけで、UIデザインとフロントエンドコードを自動生成することができます。例えば、「青を基調としたモダンなランディングページ」というプロンプトを入力すれば、それに沿ったデザインが瞬時に生成されます。さらに、追加のプロンプトで細かな調整も可能で、ユーザーの要求に柔軟に対応します。v0の技術スタックは、最新のウェブ開発トレンドを反映しています。ShadcnUIとTailwind CSSをベースに、Reactを使用しており、モダンで高性能なウェブサイトの構築を可能にしています。また、画像からのデザイン再現機能も備えており、既存のデザインを参考にしたい場合にも便利です。
このツールの活用範囲は広く、Webサイト作成、予約フォームの作成、ランディングページの制作、ダッシュボードの設計、Eコマースサイトの構築など、様々な用途に対応しています。特に、高速なプロトタイピングが可能な点が高く評価されており、デザイナーやデベロッパーの作業効率を大幅に向上させる可能性を秘めています。

v0の料金と登録方法

このセクションでは、v0の月額料金と利用方法について紹介していきたいと思います。価格表は以下の通りです:

参照:Vercel

無料でも1ヶ月200クレジット使用することができますが、こちらは1日あれば使い切ってしまうレベル(筆者談)になるので、しっかりと利用したい方はPremiumプランを契約しても良いかと思います!日本円換算で月3,000円ほどになるので、他のSaaSと比較しても、そこまで高くはありません。また、Premiumでは画像の生成などもできるため、何かと便利な機能が多いです。
続いては使い方の紹介をしていきます。v0の公式サイトを訪れると、以下のようなページが表示されるので、右上の「Get Start」をクリックしてください!

クリックすると右上に「Sign In」ボタンが現れるので、クリックしてください。

クリックするとVercelのアカウント作成ページに移るので、「Github」「GitLab」「Bitbucket」またはメールアドレスで登録してください。
最後に認証入力画面が現れますので、認証完了するとv0が利用可能になります。続いてのセクションでは、実際にv0でLPを作成していきます!

実際に生成してみた

ここからは筆者が実際に作成したLP(ランディングページ)について紹介していきたいと思います。今回作成したLPは「チョコレート企業」のLPです。こちらはあくまで架空の企業になります。
作成方法は簡単です。先ほど詳細した方法でログインすると、以下のようなテキスト入力欄が表示されますので、こちらで作りたいものを支持するだけです。

今回は「チョコレート企業のLP作って」と指示してみました。すると、5秒ほどで生成完了し、テキスト欄にはLPの特徴が表示されました。

今回生成された画像はワイヤーフレームとして十分に機能しそうです。LPの構成を変えたい、記載の内容や文章を変えたいという場合はテキストベースで修正指示を出すと、簡単に変更することができます。今回は、ベースは変更せずに、インスタ映えしそうなLPにしていこうと思います!
テキストでインスタ映えするように、色味やテキストの修正を含め、4回ほどラリーを繰り返しました。その結果出来上がったのが以下のLPになります:

先ほどと比較すると、テキストの内容、色味、画像の配置など、LPとしてみやすい動線は維持しつつ、インスタ映えするカラーにすることができました。このクオリティが、テキストベースの指示だけで作れるのは驚きしか感じないです!しかし、完成と呼ぶには画像がないと寂しいので、こちらに画像を差し込んで完成としたいと思います。ちなみに、無料版だと画像生成機能はないようなので、Midjourneyで作成したものを差し込んでみました。画像を入れた最終版が以下になります:

画像を入れることで一気にLP感が強くなりました!インスタ映えという全体のテーマを維持しつつ、商品の魅力も伝わるページができたと思います。作成時間は30分ほどでしたが、細部を調整していくことによって、実際に公開できるレベルになりそうです。筆者のように、デザイン知識がなくても作成できたので、本業の方が使いこなすことで、クオリティの向上と、圧倒的な業務効率化につながると感じます!

まとめ

いかがだったでしょうか?
本日はv0を使用してLPを作成してみましたが、他にもWebサイトや問い合わせフォームなどが簡単に作れるようなので、汎用性の高さが伺えます。ただし、プロンプトで調整を行うため、意図がうまく反映されないとイメージに近づかないところは不便に感じました。しかし、デザイン知識がなくても、短時間でサイトを制作できることは非常に魅力的です。無料でも作成が可能なため、気になった方はぜひ試してみてください!

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