ノーコードツールSTUDIOでサイト制作!メリット・デメリットを紹介

ノーコードツールSTUDIOとは

STUDIOとは、ノーコードでウェブサイトを制作可能な日本発のツールのことです。
ChromeがインストールされたPCとインターネット環境さえあれば、コードを全く書かずにウェブサイトを公開できます。
特に、STUDIOはこの分野での最新のトレンドとなっており、多くのIT関連の企業やデザイナーが活用しています。

STUDIOのメリット

直感的な操作でウェブサイトを制作できる
コードを書かずにマウス操作で画像の大きさの変更や要素の配置が可能です。
初めて操作する方でもSTUDIOの公式が提供している記事やYotubeのチュートリアルを活用することでスムーズに制作することができます。

Youtube
https://www.youtube.com/@STUDIOJapan

STUDIO公式ガイド
https://help.studio.design/ja/

公開までが早い

通常のウェブサイト制作であれば、おおまかにヒヤリング、企画、情報設計、デザイン、実装、運用の流れになりますが、ノーコードにより、実装時間が大幅にカットされるので公開までのスピードが速くなります。

テンプレートのクオリティが高い
テンプレートに無料と有料があります。
WordPressのテンプレートテーマほどの数はないですが、クオリティの高いテンプレートが揃っており、より短期間での制作が可能になります。

コストを抑えて制作することが可能
実装の費用を抑えることができるので、総合的なサイト制作費を抑えることができます。

レンタルサーバーなしで公開ができる
STUDIOには独自のサーバーがあるため、個別でレンタルサーバーを契約する必要がありません。
またサーバーの保守管理も不要なので、サイト制作や更新に集中して取組むことが可能です。

Figmaからデザインのインポートができる
2023年8月25日現在ではまだベータ版ではありますが、プラグインを用いることで、STUDIO上にインポートすることが、可能になり、デザイナーがサイト完成イメージをエンジニアやクライアントに伝えやすくなりました。

共同編集ができる
複数人での共同編集が可能で、ページ数が多いサイトを制作する場合などに役割を分けて制作することで、スムーズに作業を進めることができます。

STUDIOのデメリット

細かいデザイン修正やカスタマイズに向いていない
大抵の動きの実現はできますが、細かいレイアウトの調整やカスタマイズができないので、あらかじめサイトでやりたい動き、レイアウトがSTUDIOで実現可能か判断する必要があります。

プランによって使えない機能がある
プランによってCMS機能に制限や記事数など上限があるので、目的に応じたプランを選択しなければいけないことに注意が必要です。

有料プランに加入しないとサイトにSTUDIOのアイコンが表示されてしまう
有料プランに加入しない場合、サイトを公開した際にSTUDIOのアイコンやバナーが表示されてしまうので、表示が気になる場合は有料プランをお勧めします。

情報が少ない
公式からチュートリアルやヘルプ記事等あるのですが、公式以外の記事や情報がWordPressに比べると少ないので注意が必要です。

どうしても記事や動画をみてもやりたいことができず解決しない場合は、STUDIOに直接お問い合わせするかチャットで質問もできるのでおすすめです。

全くの初心者には少し難しい
直感的な操作でコードは一切書かずにウェブサイトを作成することができますが、マージン、パディング、ボックスの概念など、ウェブサイトについて全くの知識がない人は少し難しく感じる可能性があります。

STUDIOの料金プランと選び方

Free (無料)
Freeプランでは、全てのデザインとアニメーション機能が利用できます。
ただし、公開されるサイトには「STUDIO」のバナーが表示され、独自ドメインでの公開は不可能です。
加えて、月間PV数は最大10,000PV、フォームの件数は最大100件に制限されます。
外部アプリとの連携、例えばGoogle Analytics等の連携もできません。

このプランは、「ノーコードツールを試してみたい」と思っている人や、Webサイトで少量のコンテンツしか扱わない人におすすめです。

Starter 月額 1480円(年払いは980円/月)

StartarプランはFreeプランと同じくデザインツールの全機能が使えることに加えて、Freeプランではできなかった「STUDIO」バナー非表示設定や独自ドメインの接続・外部アプリ連携が可能になっています。
さらに掲載できるフォーム数の上限も1,000件となっており、ランディングページの制作を考えている方におすすめです。

CMS 月額 3280円(年払いは2480円/月)

CMSプランは前述のStarterプランの全機能に加えて、掲載できるフォームや月間PV数の上限が多くなっているため、コーポレートサイトやブログにおすすめです。

Business 月額 5680円(年払いは4980円/月)

BusinessプランはCMSプランの全機能に加えて、掲載できるコンテンツ数や月間PV数の上限がさらに上がるだけではなく、外部のライターに編集権限を与えることができるなど、多様な使い方ができるプランになっています。組織でのサイト制作などにおすすめです。

STUDIO制作事例

様々な種類のサイトをSTUDIOで作成されています。以下のサイトが制作事例になります。
さらに見たい場合はこちらのリンクから閲覧することができます。

https://showcase.studio.design/ja

コーポレートサイト

1 Awesome City Clubオフィシャルウェブサイト

https://www.awesomecityclub.com/

2 和歌山の総合建設工事なら中屋組

https://nakayagumi.co.jp/

ブログ・メディア

1 TERMINAL

https://terminal.diverse-inc.co.jp/

2 hoteltree | 働きたいホテルが見つかる求人サイト

https://hoteltree.jp/

イベント

1 TSUKUBA LIVE! MELT

https://tsukubalive.studio.site/

2 映画「ただいま、つなかん」公式サイト

https://tuna-kan.com/

店舗・商品

1 ビューティースペース ルキナ

https://www.lucina-esthe.com/

2 遠野ジンギスカン

https://tono-jingisukan.com/

STUDIOのはじめ方

1 STUDIO公式サイトへ
https://studio.design/ja

2 無料ではじめるを選択

3 新規登録
Googelアカウントや自分のメールアドレス、パスワードで登録することができます。

4 新しいプロジェクト
プロジェクト一覧画面に移動したら、画面右上の新しいプロジェクトを選択するとウェブサイト制作ができます。(テンプレートの選択も可能です)

まとめ

ノーコードStudioツールを利用することで、誰でも簡単にwebサイトの制作や運用が可能になります。ただし、目的や予算に応じて最適なツールを選択することが重要です。
また、安易にSTUDIOで制作するのではなく、メリットとデメリットをしっかりと把握した上でクライアントの要望に適していれば使用することをおすすめします。
今後もノーコードツールは進化することが予想されます。
最新の情報やトレンドをしっかりとキャッチして、効果的なサイト制作を進めていきましょう!

メリット
・直感的な操作でウェブサイトを制作できる
・公開までが早い
・テンプレートのクオリティが高い
・コストを抑えて制作することが可能
・レンタルサーバーなしで公開ができる
・Figmaからデザインのインポートができる
・共同編集ができる

デメリット
・細かいデザイン修正やカスタマイズに向いていない
・プランによって使えない機能がある
・有料プランに加入しないとサイトにSTUDIOのアイコンが表示されてしまう
・情報が少ない
・全くの初心者には少し難しい

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