専門知識不要!テキストからアニメーションを生成するAIツール『Mootion』を検証

アニメーション制作には、専門的な知識と高額なソフトウェアが必要でした。しかし今、テキストを入力するだけで3DCGを作れる「Mootion AI」が登場し、アニメーション制作の新しい選択肢として、注目を集めています。
本記事では、「Mootion AI」の使い方について詳しく解説していますので、ぜひご覧ください!

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Mootion AIとは

元Googleのスタッフエンジニアであり、複数のベンチャー企業を立ち上げてきたYonggang Wangが2022年末に設立したMootion AIは、誰でも手軽に3Dアニメーションを作成できるAIツールです。従来のアニメーション制作で必要とされてきたタイムライン編集やトラック同期といった専門的なスキルがなくても、簡単な指示で高品質な3Dアニメーションを生成できます。
Mootion AIの最大の特徴は、直感的な操作性です。「ダンス」「歩く」といったシンプルなテキスト入力だけでモーションを作成できる「Text to Motion」機能や、既存の動画から動きを3Dキャラクターに適用できる「Video to Motion」機能を備えています。また、静止画でのポーズ生成にも対応しており、アイデアをすぐに形にできます。生成されるコンテンツは、写真のようなリアルな表現から3Dカートゥーン、漫画風まで、幅広いビジュアルスタイルに対応しています。完成したアニメーションはFBXファイルとしてダウンロードでき、BlenderなどのCGソフトで追加の編集も可能です。また、英語や日本語を含む複数の言語に対応しているため、世界中のクリエイターが利用できます。
無料プランでも基本的な機能を使うことができ、生成したコンテンツは商用利用も可能です。フリープランには毎月200クレジットが付与され、1動画の生成に20クレジットを使用します。個人制作から企業での活用まで、用途に応じて柔軟に使用できるツールとなっています。
それでは、実際のMootion AIの使い方を詳しく見ていきましょう!

Mootion AIの使い方

ここからはMootion AIの使い方について説明していきます!
①まずはこちらのURLから、Mootion AIのサイトにアクセスしてください。
②アクセスすると以下画像のページにつながるため、初めてご利用される方は右上の「Sign up」を選択してください。

③「Sign up」を選択すると右側に登録方法が出てくるため、お好きな方法で新規登録してください。

④登録すると以下のような画面が登場するため、「生成」の項目から「一般生成」を選択してください。

⑤一般生成を選択すると「プロンプトから生成」「自分のコンテンツを使用」からテキストの入力ができます。また、言語や比率、ビジュアルスタイルも好みのものを選択可能なため、好みに合ったテイストのビジュアルを選択してください。

今回筆者は「Claude3.5 Sonnet」で動画のスクリプトを生成し、「自分のコンテンツを使用」から生成を選択しました。お題は「ネッシー」です!
ビジュアルスタイルは、ネッシーとの相性が良さそうな「Retro comics」を選択しました。

⑥スクリプトを入力して生成ボタンを押すと、以下のように動画のシーンと画像が生成されるため、イメージと違う画像や文章はこちらで修正を加えられます

⑦続いては、動画の醍醐味であるタイトルや字幕、サムネ、エフェクト、音声の設定です。選択肢の数に限りはありますが、好みに合わせたスタイルを選択することができます。

⑧あとは最終確認です。問題がなければダウンロードして完了となります。
ちなみに、サブスク登録や課金をしない限りは、動画にロゴが入りますので、商標利用をご検討の方はサブスク登録をお勧めします!

これで作業は完了となります。難しい編集などもないため、簡単に動画が作れちゃいますね!
完成した動画はこちらになります!

ハッキリ言うと、クオリティは高くありません(笑)特に画像のクオリティが微妙なため、話が頭に入ってきません。また、字幕のタイミングも遅いので見づらい印象がありました。
しかし、プロンプト入力から完成まで10分ほどしかかかっていないため、別で作った画像を差し込むことや、テキストは後入れするなどの工夫をすれば、クオリティは十分に上げれると思います。そのため、これから動画生成に挑戦していこうと思っている方は、編集にかける時間を確保するためにも、たたきとして使用してみるのはありではないでしょうか!
ついでになりますが、もう一つ動画を作ってみたので、お時間ある方は是非ご覧ください!クオリティは保証しません(笑)

まとめ

いかがだったでしょうか?
今回はMootionを使用して動画を作成してみましたが、簡単に動画を作れる点ではNoLangというサービスと似ているように筆者は感じました。今後ショート動画を極めていきたい方は、これらのツールを活用してたくさん動画のストックを作り、ぜひバズりを目指していきましょう!

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