個人に合わせた画像が作れる!?Midjourneyにパーソナライズ機能が追加

Midjourneyは、画像生成においてユーザー体験を向上させるパーソナライゼーション機能を発表しました。この機能により、個々のユーザーの好みや傾向を反映し、カスタマイズされた画像生成が可能となります。
本記事では、新機能の概要と活用方法、パーソナライゼーション機能あり、なし比較について詳しく紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください!

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パーソナライゼーション機能とは

パーソナライゼーション機能は、ユーザーの過去の選択や評価を基に、生成される画像を個別にカスタマイズする技術です。通常の画像生成アルゴリズムでは、すべてのユーザーに対して同じような結果が提供されますが、この新機能では各ユーザーの好みに応じた結果が得られるようになります。具体的には、ユーザーが過去に「いいね」した画像や、評価を行った画像のデータを基に、システムがユーザーの好みを学習します。このデータは、exploreページの「いいね」やペアランキングの投票から収集され、ユーザーごとの特性を反映した画像生成を可能にします。この新機能は、まだ開発途上にあり、ユーザーのフィードバックやアルゴリズムの改良により、今後さらに進化する予定となっているため、「常に変化する楽しい機能」という認識で使っていきましょう!

使用方法

モデルパーソナライゼーションの使用方法は非常に簡単で、プロンプトの後に「–p」を入力するだけです。また、「Midjourney Alpha」ではプロンプトバーの設定ボタンを使用すると、すべてのプロンプトに対してパーソナライゼーションを適用することが可能です。さらに、パーソナライゼーションの強度を調整することもできます。「–s 100」のように入力することで、効果の強さを0から1000まで設定できます(100がデフォルト設定です)。

ここからは実際にパーソナライゼーション機能を試してみたいと思います!
まずはDiscordで200以上のペアランキングか「いいね」があるか確認してみます。確認する方法としては、Discordの入力画面で/infoと入力するだけです。こちらを入力すると以下のような画像が表示されます。

こちらのRanking Countが200を超えていればパーソナライゼーション機能が活用できます。

パーソナライゼーションあり・なし比較してみた

説明だけではパーソナライゼーションの何がすごいのか伝わらないと思いますので、ここからは実際に筆者が試していきます!
まずはパーソナライゼーションなしで「着物を着てパリを歩く日本の若い女性」をイメージした画像で比較してみたいと思います。
プロンプト:
/imagine young Japanese woman walks in Paris, wearing a kimono –ar16:9

パーソナライゼーションなし

着物の色味や後ろ向きの構図など似た画像が4枚生成されました。
続いてはパーソナライゼーションされた画像を生成していきます。先ほど紹介したように、パーソナライゼーションするにはプロンプトの最後に–pを入れるだけで簡単にできます。
プロンプト:
/imagine young Japanese woman walks in Paris, wearing a kimono –ar 16:9 –p

パーソナライゼーションあり

パーソナライズされていないバージョンとは打って変わり、白黒写真が増えたり、比較的淡い色彩が増えたように感じます。また、女性の横顔が見える写真が多く生成されました。

これだけではまだパーソナライゼーションされているかが伝わりづらいと思いますので、別のプロンプトでも試してみたいと思います!
続いてのお題は「蒸気機関で動く機械やヴィクトリア風の建物が立ち並ぶ街」です。今回は人物でなく風景に焦点を当ててみました。
プロンプト:
/imagine town filled with steam-powered machinery and Victorian-style buildings –ar 16:9

パーソナライゼーションなし

プロンプト:
/imagine town filled with steam-powered machinery and Victorian-style buildings –ar 16:9 –p

パーソナライゼーションあり

パーソナライゼーションのあり、なしでかなり雰囲気の異なる画像が生成されました!
特にパーソナライゼーションなしバージョンでは画像の雰囲気が似ているのに対し、パーソナライゼーションされた画像はアニメ風であったり、艶感のある画像が生成されたりと、画像によってかなり雰囲気が異なりました。また、色味に関してはパリと変わって、パーソナライズされた画像の方が色彩豊かなものが多くなりました。こちらは筆者のペアランキング投票が少なかったことも要因かと考えられます。

最後にもう一つ、別のお題で比較をしたいと思います。
お題は「巨大な木の精霊と共に森を守る動物たち」です。少しファンタジー要素を加えてみたいと思います!
プロンプト:
/imagine the animals who protect the forest together with the giant tree spirits –ar 16:9

パーソナライゼーションなし

プロンプト:
/imagine the animals who protect the forest together with the giant tree spirits –ar 16:9 –p

パーソナライゼーションあり

今回はパーソナライゼーションなし、ありで似た雰囲気の画像となりました。「木の精霊」というお題を再現していたのはパーソナライズなしバージョンのようにも感じます。パーソナライゼーションはお題によっては向き不向きがあるのかもしれません。

まとめ

いかがだったでしょうか?
今回はMidjourneyのパーソナライゼーション機能について紹介してきましたが、普段Midjourneyをよく活用する筆者にとっては、この機能はかなり便利に感じました。筆者はまだペアランキング投票を200近くしか試していないので、画像に対する一貫性が薄かったように感じますが、今後投票数をさらに増やしていけば、さらに自身の好みに合った画像が生成されるように感じます。Midjourneyを利用している皆さんもぜひパーソナライゼーション機能を利用して、自分の好みの画像を生成してみてください!

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