Open AIが新型AIである「GPT-4o」を発表しました!
この記事では「GPT-4o」の最新情報について紹介していきますのでぜひ最後までご覧ください!
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GPT-4oの概要と最新技術
OpenAIは、2023年11月に発表した「GPT-4ターボ」に続く新型AI「GPT-4o」を開発しました。GPT-4oは従来のモデルに比べて処理スピードが2倍に向上し、ヒトと同じ速度での会話が可能となり、反応の遅延という弱点を克服しました。また、GPT-4oは有料のサブスクリプションに加入しなくても無料で利用できるようになり、今まで以上に多くのユーザーの利用が期待されます。
技術面において、GPT-4oは、GPT-4ターボから大幅に進化しました。具体的には、50の言語に対応できるようになり、文字、画像、音声をすべて認識し、リアルタイム翻訳や表情の読み取りも可能となりました。ちなみに4oのoは「ommni」を意味しており、テキスト、画像、音声に対応するマルチボーダーなAIであることを表現しております。また、音声応答速度は平均320ミリ秒と、ヒトと同じレベルで自然な会話ができるようになりました。この進化により、AIの実用性がさらに高まったといえます。
実際に著者はGPT-4を使っていたのですが、GPT-4o になった際に最初に驚いたのが処理スピードでした。発表では2倍となっていますが、実際の体感速度は3〜4倍に感じるほどに処理スピードが速くなっていました!
画像解析機能
GPT-4oになってアップデートされた機能はさまざまありますが、その中でも画像解析機能は特に向上したと著者は考えております。こちらは実際に見た方がわかりやすいと思いますので、著者が実際に試してみました!
今回は以下の写真の場所情報を分析してもらいます。プロンプトは「今から送る画像の場所の情報を教えてください」です。
まずはGPT-4に上記のプロンプトを入力しました。その結果がこちらです。
こちらの情報では、目的の場所は候補に上がりましたが、正確に場所を特定するまでには至りませんでした。
続いて、GPT-4oに同じプロンプトを入力した結果がこちらです。
正解の場所情報が返ってきました!ボートと池の写真だけだと似たような場所が全国各地にありますが、周囲の建物高さと池の様子から情報を解析し、上野恩賜公園の不忍池の場所まで辿り着くことに成功しました。この実験から、GPT-4oの画像分析精度はとても正確であることがご理解いただけたかと思います!
感情豊かなGPT-4o
最新のGPT-4oはとても感情表現が豊かになりました!
そちらを表す例として、Open AIが公開した以下の動画をご覧ください。
こちらの動画では、犬に対してまるで人間のように、感情に抑揚のあるリアクションをするGPT-4oが映し出されています。この動画からも分かるとおり、最新のアップデートにより、GPT-4oは対話相手の表情を理解し、相手に合わせて声のトーンを変える機能も搭載されました。
今後はGPT-4oがあなたの話し相手になってくれるかもしれません!
実際の応用例
ここまではGPT-4o技術的側面について説明しましたが、実際にはどのような使い方ができるか気になりませんか?
GPT-4oの応用例としては、リアルタイム翻訳により、異なる言語間のコミュニケーションがスムーズになります。また、スマートフォンのカメラを使用して表情を読み取り、適切な反応を示すことができるため、より自然な対話が実現します。他にも、音声応答の速さにより、瞬時に質問に答えることができるため、ユーザーエクスペリエンスが大幅に向上します。たとえば、ウェブ発表会のデモでは、開発者がChatGPTに音声で子供を寝かしつける場面を想定し、物語の読み聞かせを依頼しました。声のトーンを劇画調とし、歌いながら読ませるなどの操作も可能で、その自然さとリアルタイム性に驚かされました。
今後は仕事だけでなく、子育てなどのプライベートな部分もAIに任せられる日が来るかもしれませんね!
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回の新バージョンへの変更により、処理速度や無料利用可能になるメリット以外に、ユーザーエクスペリエンスも大幅に向上しました!Chat GPTを使ったことがない方は、この機会にぜひ使用してみて、使いやすさを体感してみてください!
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