とうとうRunwayの動画生成AI「Gen-3Alpha」が使用できるようになりました。クオリティも他の動画生成AIと比較してもかなり高いようです。
本記事では「Gen-3Alpha」の概要と価格表、Xで公開されている生成動画を10個紹介していきますので、ぜひ最後までご覧ください!
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Gen-3 Alphaの概要と特徴
動画生成サービスを展開するRunwayは、次世代の動画生成モデル「Gen-3 Alpha」の提供を開始しました。この新モデルは、6月17日に発表され、現行モデルと同様にプロンプトから動画を生成する“text to video”生成ツールです。ユーザーは月額12米ドル(約1940円)からの有料プランに加入することで利用可能です。Gen-3 Alphaは、画質、一貫性、動きの面で大幅な改善を実現しており、Runwayはこのモデルが「General World Model(汎用世界モデル)」を構築するための一歩であるとしています。生成できるビデオの解像度は720p(1280×768)のみで、長さは5秒と10秒(デフォルト)を選択できます。既に多くのユーザーがX(旧Twitter)でシェアしており、注目を集めています。
現状はテキストから動画を生成する機能しか持たないみたいですが、Ruuway公式がプロンプトガイドを公開していたり、GPTsからプロンプトを生成するやり方も生み出されているのでうまく活用していきましょう!
Runway公式が公開しているプロンプトガイド
Gen3-Alphaの利用価格
一つ前のセクションでも軽く紹介しましたが、Gen-3 Alphaは有料会員しか利用できず、最低でもスタンダードプランに加入する必要があります。しかし、スタンダードプランに加入したから使いたい放題というわけでもありません。ちまたでは、Gen-3 Alphaの価格が高くてすぐに上限を迎えたという方がたくさんいました。以下が価格表です。
100クレジットで10秒という計算になりますので、スタンダードプランだと10秒の動画で約6個、5秒の動画だと約12個しか生成できません。Luma AIが5秒の動画を毎月30個無料で作れると考えると、値段の高さがうかがえます。プロプランにすると、10秒の動画を月に約22個生成できるようですが、生成された動画のバグを修正しているとすぐにクレジット範囲を超えてしまいそうです。
気軽に使うには中々重めなプラン内容ですね。金欠の筆者には登録のハードルが高かったので、代わりにXでシェアされていたGen-3 Alphaの動画を10個紹介していき、その生成クオリティを確かめていきたいと思います!
世間の反応と生成画像のクオリティを調査!
まずはRunwayの公式がYouTubeで公開した紹介動画を見てみましょう!
公式動画では自然の景色、人、動物など様々な動画を見ることができますが、正直これがAIで作れるのは驚きしかありません!特に人に関しては、目の虹彩やシワなど細かいところまで再現されていました。もはや動画の編集技術は必要ないレベルまで来たと思うほどにクオリティは高いと思います!
次はXに投稿されているGen-3 Alphaの動画を10個紹介していきます。
1.トイレに浮かぶ「UNKO」
こちらは水の波打ち感じやロゴに水滴がつく感じなど、CMなどでよく見るような表現がGen-3 alphaで生成されていました。Gen-3 Alphaはテキスト生成能力がかなり高いようです!
2.水中を走る電車
こちらは水面の水面の揺らぎ、光の差し方、電車の窓に魚が入っていく感じがリアルに表現されていました。電車についた苔の感じなども、雰囲気とマッチしていていいですね!
3.カツカレーを食べるパンダ
カツカレーを食べるパンダです。他の動画生成だと、咀嚼の仕方に違和感を感じることが多かったのですが、こちらの動画を見る限り違和感が少ないと感じます。動物ならではのワイルドな食べ方もGoodな動画ですね!
4.トンネルを抜けた先に広がる世界
周りの景色がビル群からオーロラの見える山々に変わるトランザクションが自然に表現されていました。このクオリティで長めの動画を作れるようになれば、SF映画なども自作で作れるようになるかもしれません!
5.煙からCoffee
水の流れ落ちる感じや煙から浮かび上がる「Need Coffee」の文字などどれも美しさを感じました。この時点でもクオリティは高いですが、煙の立ち方や一切水滴がたたないところなどはもう少し改善できそうですね!
6.木を抜けた先に待つものは
残念ながらこの木を抜けることはできませんでした(笑)この動画で思ったのが、カメラワークの臨場感です。テキストだけでこの動画の動きを再現をできるのであればかなり驚きです!
7.日光に照らされる宇宙船
日本語のプロンプトで宇宙船の動きを指定したようです。すべてのプロンプトを再現することは難しかったようですが、「地球の大地と海面が日光に照らされて鮮明になる」というプロンプトは再現されていたと思います。まさか日本語までいけてしまうとは、、、
8.江戸の街並み
江戸の街並みをタイムラプスのように表現したようです。建物の雰囲気は江戸表現されていましたね。ですが最初の移動する人並みに紛れて車らしきものが走っていたりと、まだまだ改善点は多そうです。
9.荒野を歩く戦士
戦場感の伝わる背景がうまく表現できているなと感じました。火の出方や煙の立ち方が自然であり、戦士の歩く姿もまるで映画のワンシーンのようです。ただ持っている武器がどう使うのかわからない形をしてたので、そこだけ教えて欲しいですね(笑)
10.ヨーロピアンな街
街の細部まで再現されており、特に雲の色味や日の差し方などが完璧に再現されていると感じました。ヨーロッパにはこのような街が実際にありそうですよね。ちょっと探しに行ってきます!(旅行したいだけ)
まとめ
いかがだったでしょうか?
Gen3-Alphaが発表されてそこまで期間は立っていませんが、すでに多くの人が実際に動画を生成されていました。今回は10個の動画を紹介してきましたが、筆者が感じたこととしては、街並みや背景など、生物以外の生成クオリティが特に高いように感じました。生物の生成も他の動画生成ツールと比較するとかなり自然になっていますが、この街並みや山、水中の表現には驚きました!このクオリティで生成できるのであれば、いずれはアニメや映画などの映像作品の多くがAIで作られるようになるかもしれません!凄い時代になったと、新しいモデルが出るたびに感じる日々ですね。置いていかれないように、情報のキャッチアップは常に行っていきましょう!
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