今年もFigmaの最大のイベント、Config 2024が開催され、多くの注目すべきアップデートが発表されました。特に、Figma AI、UI3、Figma Slides、開発モードの大幅な改良が目を引きます。
本記事では、Configで発表されたFigamaのアップデート内容についてまとめていますので、ぜひ最後までご覧ください！
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Figma AIの機能
Figma AIは、デザインのプロセスを大きく変える新機能であり、AIを活用することで、シンプルなプロンプトから機能的なインターフェースを生成できるようになり、デザインのスピードと精度が飛躍的に向上しました。さらに、新しいビジュアル検索機能により、プロジェクトに必要な既存のコンポーネントや製品のスクリーンショットを簡単に見つけることができます。スクリーンショットやスケッチを使って検索すると、Figmaが類似のデザインを自動的に引き出してくれるため、必要なアセットを迅速に取得できます。加えて、画像やコピーの生成、テキストの修正、プロトタイプの自動配線、レイヤーのワンクリックでの名前変更など、デザイナーの日常的な作業を自動化する一連のAI機能も導入されました。これらの機能により、デザイナーはよりクリエイティブな作業に集中できるようになります。Figma AIは、デザインプロセスを効率化し、創造性を最大限に引き出す強力なツールとなりえます。
テキストのプロンプトからUIレイアウトやコンポーネントのオプションが作れるのは便利ですよね。デザインだけでなく、適切なプロンプトを入力するための語彙力が必要となってきそう、、
UI3と開発モード
Code Connect
Figmaは今回のアップデートで、インターフェースを一新したUI3を発表しました。UI3は、より没入感のあるキャンバスやコンポーネントを中心としたUI、新しいアイコンセットなど、ユーザーの作業方法を反映したデザインが特徴です。これにより、ユーザーエクスペリエンスが向上し、デザイン作業が一層効率的になります。さらに、Figmaは開発者向けの新しいワークスペースである開発モードを強化しました。新しい「開発準備完了ビュー」は、開発者がデザインからコードへの移行をスムーズに行うためのツールで、プロジェクトの進捗状況を把握しやすくします。また、「フォーカスビュー」では、開発者が必要なデザインのみを表示し、邪魔されずに作業を進めることができます。加えて、Code Connectが導入され、デザインシステムのコードを明確にし、異なるフレームワークや言語間でも使いやすくなっています。これにより、デザインとコードの一貫性が保たれ、効率的な開発が可能になります。これらのアップデートにより、Figmaはデザインと開発のシームレスな連携を実現し、ユーザーにとってさらに強力で使いやすいツールとなりました。
今回のアップデートはかなり作業の効率化に焦点を合わせているように感じます！
Figma Slidesと利便性の向上
Figma Slide
Figmaは他にも、使いやすくなる多くの新機能を導入する予定であり、特に注目すべきは、新しいプレゼンテーションツールと既存機能の大幅な改善です。
Figma Slides
このプレゼンテーションツールは、デザイナーだけでなく、デザイナーではない人とも効果的にコラボレーションできる機能を備えています。マルチプレイヤー機能、ライブデザイン、ズームアウトグリッドビューなど、Figmaの強力な機能を活用して、説得力のあるスライドを簡単に作成できるようになりました。
オートレイアウトの改良
オートレイアウトの改良により、デザイン要素をより直感的に配置できるようになりました。Figmaは必要に応じて複数のオートレイアウトフレームを自動作成し、作業効率を向上させます。
充実したUIキット
Apple iOSやGoogle Material Design 3、FigmaのSimple Design SystemなどのUIキットをアセットパネルから直接利用できるようになり、デザイン作業のスタートをスムーズに切ることができるようになりました。
レスポンシブなプロトタイプビューアー
プロトタイプビューアーがレスポンシブにサイズ変更可能になり、さまざまな画面サイズでのデザインのプレビューが簡単に行えるようになりました。この新機能により、デザインの確認と調整がよりスムーズになります。
これらの改善により、Figmaはさらに使いやすくなり、デザインプロセス全体の効率が向上しました。筆者としては、Figma Slidesを早く使ってみたいと思いました。パワーポイントやGoogleスライドではデザイン的に物足りないと感じることがありましたが、Figma Slidesはその問題を解決してくれそうです。
まとめ
いかがだったでしょうか？
Figma AIはデザイン制作を大幅に効率化する可能性がありそうです！今までFigma使っていた方は、変化に慣れるまで時間がかかる可能性がありそうですが、一度慣れれば作業時間を短縮することができ、その分をデザインのクオリティ担保に使えそうです。まずは触って慣れていきましょう！
参考記事：Config 2024レビュー
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