複数のチャットボットを統合して利用することができるChrome拡張機能「ChatHub」を解説！

はじめに

みなさんは普段の業務や生活でChatGPTやBardなどの生成AIツールを活用していますか？
最近では活用する方はどんどん増加していると思います。
しかし、１つのツールだけに頼りすぎるとハルシネーション(誤情報や間違った回答)に直面することがあります。
この問題を解決するために複数の生成AIツールを使用し、同じプロンプトをペーストして情報の正確性を確かめていませんか？
この手間を「ChatHub」というChromeの拡張機能を使用すれば解決することができます！
この記事ではChatHubの概要、使い方、設定方法など詳しく解説していきます。
ぜひ最後まで、読んでみてください。

ChatHubの拡張機能はこちらから
https://chromewebstore.google.com/detail/

ARCHETYP Staffingでは現在クリエイターを募集しています。
webサイト制作以外にも、動画編集者やIOSエンジニアなど幅広い職種を募集していますのでぜひチェックしてみてください！

現在募集中の求人はこちら

ChatHubとは

引用元：https://chromewebstore.google.com/detail/

ChatHubは複数の生成AIツールを１つのインターフェースで統合し、同時に利用できるChromeの拡張機能です。
このツールはChatGPT、Google Bard、Claude、Perplexity、Llama 2など様々なツールをサポートしています。

価格とプラン

プランは無料版と有料版があり、無料版では同時に２つのボットに対して質問することが可能です。
有料版は$35(約5200円)ほどしますが、月額制ではなく買い切りのため、一度購入すれば永久的に機能を利用することができます。
有料版の主な機能は以下
・２つ以上のボットと同時にチャットが可能
・Webアクセス
・チャット履歴の全文検索
・テーマのカスタマイズ
・Chromeサイドバーでクイックアクセス
・画像入力と比較する
・最大５台のデバイスをアクティブ化する
・ChatHubの開発をサポートする
etc

使い方と特徴

ChatHubの最大の特徴は、複数の生成AIツールから１度に回答を得ることができる点です。
これにより、ユーザーは１つの質問に対して異なる視点や情報を比較して、より正確な情報を得ることが可能になります。
以下に設定方法や使い方を解説していきます。

まずは以下のリンクからChromeの拡張機能をダウンロードします。
https://chromewebstore.google.com/detail/

ダウンロードした拡張機能アイコンをクリックするとChatHubの画面が表示され、複数の生成AIツールに質問することが可能になります。

有料登録したい方は画面左したのプレミアムを選択し、決済を完了させてください。

決済が完了すると登録したメールアドレスにライセンスキーが発行されます。

次にライセンスキーをコピーしランセンスをアクティブ化してください。

ライセンスがアクティブ化されていることを確認してください。

アクティブ化できたら次にChatHubの設定をしていきましょう。
画面左下の歯車アイコンを選択すると設定画面が開きます。
設定画面では使用するチャットボットの設定やモードの選択が可能です。
私は、よく使用するChatGPT、Bard、Claude、Perplexityなどを設定していますが、お好きなものを選択していただいて大丈夫です。

※ ChatGPTのモデル選択でGPT-4が選択可能ですが、ChatHubを有料プランに登録すれば使えるようになるのではなく、ChatGPT内でplusユーザーに登録しないと利用はできないので注意が必要です。

設定が完了したら保存し、実際に使用してみましょう！
今回は「2023年11月1日地点での日本の総人口は何人ですか？」と聞いてみました。
大きく外れた回答はなかったですが、総務省統計局の発表では2023年11月1日地点で1億2431万人と発表されていますので、BardとPerplexityが正しい回答でした。
総務省統計局のサイトはこちら
https://www.stat.go.jp/data/jinsui/new.html