世代・性別・職業別に見るChatGPTの認知と利用

NTTドコモ モバイル社会研究所では、2024年1月に生成AIの認知と利用動向について調査を実施し、調査結果が公表されました。
本記事ではChatGPTを認知度と世代別、性別、職業別の観点から紹介していきますので、ぜひ最後までご覧ください!

企業の生成AI利用状況についても過去に紹介していますので、併せてご覧ください:
驚き!企業の生成AI利用状況

ARCHETYP Staffingでは、多様なプロフェッショナル人材を募集しています。
ここでしか見つからない魅力的な企業の求人も多数取り揃え、あなたのスキルと経験を最大限に活かせるポジションをご提供します。
また、正社員から、高収入かつ働き方の自由度が高いプロジェクトベースの仕事や、よりプロフェッショナルとして働く契約社員へのキャリアチェンジを考えている方も大歓迎です。

ご自身の今後のキャリアについて相談したい方も、ぜひお気軽にお問い合わせください。
私たちが、あなたのキャリアの可能性を広げるお手伝いをいたします。

ボタンから募集中の求人一覧ページに移動できます。

ChatGPTの認知度と利用率

生成AIサービス認知率・利用率調査
[調査対象:全国・15~79歳男女・n=6440・2%以下は表記略]

モバイル社会研究所の調査結果によると、ChatGPTを「よく利用している」「利用したことがある」という人は全体の約15%でした。また、「聞いたことがある」という認知度は約半数に達し、認知率(「よく利用している」「利用したことがある」を含む)は6割を超えていました。
こちらの数値を見た率直な感想としては、認知度はしているが利用したことがない層がかなり多いという印象です。4月にOpen AIの日本法人が設立されたことや、6月にAppleとOpen AIのサービス提供が発表されたことで、認知度はさらに高まっていることが予想されます。さらに、5月にはOpenAIはChat GPT4oを発表し、無料でも高性能な機能を使えるようになり、有料版の金額も半額になるなど、利便性は調査が行われた1月よりはるかに向上しています。もしかすると、6月の現時点での認知度と利用者層はかなり向上しているのではないでしょうか。

性別と世代別のChatGPT利用状況

性年代別 ChatGPTの認知と利用
[調査対象:全国・15~79歳男女・n=6440・2%以下は表記略] 

続いては性別と世代別の利用状況です。調査によると、どの世代でも男性の方が女性よりもChatGPTを利用していることが明らかになりました。特に10代男性では「よく利用している」「利用したことがある」が5割を超えており、20代男性では約4割が利用しています。男性は30代から70代まで5〜6割がChatGPTを「聞いたことがある」と回答し、女性は10代、30代〜50代で「聞いたことがある」と回答した人が5割を超えていました。また、女性も10代と20代の利用率が世代別でも見ても高くなっています。
このデータを見ると、10代、20代男女の利用率の高さが目立ちます。最近の若い世代はデジタルネイティブ世代とよく言われますが、新しいデジタル製品が次々と生まれる時代とともに育ってきたからこそ、AIに対する偏見や恐怖心が低いことが推測されます。

職業別のChatGPT利用状況

 職業別 ChatGPTの認知と利用
[調査対象:全国・15~79歳男女・n=6440・2%以下は表記略] 

職業別の調査では、学生の4割超がChatGPTを利用していることがわかりました。また、教職員の約3割も利用しており、教育現場での生成AIの活用が進んでいることが伺えます。小中学生の親の約4割が生成AIを学校授業で活用することに賛成と回答しており、今後も教育現場での普及はますます進んでいきそうです。これに対し、会社員、公務員、自営業の利用率は約2割にとどまっており、職業による利用の違いが明確に見られます。
上記にも過去の記事を載せていますが、会社員や公務員でChatGPTが普及していない理由としは、機密情報の流出やハルシネーションなどの懸念材料が大きいかと思われます。実際に韓国の大手企業であるサムスンでは、エンジニアが社内のソースコードをChatGPTにアップロードしたところ、外部サーバーに保存されたデータが他のユーザーに開示された事件があったそうです。このように、情報漏洩に対する不安が会社員の利用を妨げる要因であることが推測されます。企業で生成AIを利用する際にはルール策定や情報漏洩を防ぐ環境構築をすることが重要となりそうです!

まとめ

いかがだったでしょか?
今回NTTドコモ モバイル社会研究所が公開したデータを見ていると、教育現場でChatGPTが積極的に活用されていることで、若い世代の認知度や利用率が高くなっていることが考えられます。反対に、会社員や公務員などのボリューム層の職業で利用率が低いことが、世代別の認知度や利用率の低さにつながっているなど、相関関係が読み取れました。生成AIを日本に浸透させるには、まず企業での導入を進めていくことが鍵となってきそうです。今後もAIに関する最新情報をアップしていきますので、ぜひチェックして、一緒にAIを使いこなしていきましょう!

参考資料:学生の4割超・教職員の約3割がChatGPT利用:どの世代でも男性のほうが女性よりもChatGPT利用

ARCHETYP Staffingでは、様々な領域のプロフェッショナル人材を幅広く募集しています!

– 経営コンサルタント、事業コンサルタント
– テクノロジー活用に積極的な教育関係者(リスキリング指導者)
– UI/UXデザイナー、フロントエンド・バックエンドエンジニア、プロジェクトマネージャー
– マーケティング・PRプロフェッショナル、コンテンツクリエイター、ビジネスプロデューサー – AI・テクノロジー分野でのキャリアを模索するすべてのプロフェッショナル
– 正社員から登録型派遣社員へのキャリアチェンジを考えている方

自らの専門性を武器に、AIを活用しながら活躍したい方は、ぜひご登録ください。

ジョブ型の働き方を支援し、プロフェッショナルの活躍の場を広げるARCHETYP Staffing。
AI時代のキャリアを切り拓く仲間を心よりお待ちしています。

ボタンから募集中の求人一覧ページに移動できます。

クリエイター登録して、案件情報を受け取る!

クリエイター登録