孫正義氏が語る、人工超知能ASIが変える未来とは

ソフトバンクグループの創業者である孫正義氏は、第44回定時株主総会で、ASI(超人工知能)について言及し、ソフトバンクグループがこの目標に向けてどのように取り組むかを説明しました。
本記事では、孫氏の発言を基に、AGIとASIについて詳しく探り、ASIがもたらす未来の展望について紹介していきますので、ぜひ最後までご覧ください!

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AGIとASIについて

今回の株主総会の内容を紹介する前に、以前孫氏がAGIとASIについて説明した「SoftBank World 2023」(2023年10月4日開催)の内容について紹介します。こちらでの孫氏の講演内容を知ることで、株主総会の孫氏の内容も理解しやすくなるかと思います。
AGIは、Artificial General Intelligence(汎用性人工知能)の略で、人間と同等の知能を持つAIを指します。現在のAIは特定のタスクに特化していますが、AGIはあらゆる分野で人間と同等の能力を発揮できると期待されています。孫氏は、今後10年以内にAGI中心の世界が実現し、教育、医療、産業などすべての分野で大きな変革をもたらすと述べました。具体的な例として、自動車の完全自動運転、小売りや飲食店での需給マッチング、コールセンターでの顧客対応、医療分野でのパーソナライズ医療などがあります。一部はすでに、AIの進化によって進んできていますね。一方、ASIはArtificial Super Intelligence(人工超知能)の略で、AGIをさらに超えた存在です。孫氏によると、ASIは人間の知能の1万倍に達し、どの天才よりもはるかに賢いレベルに達する可能性があるとのことです。ASIは、AGIを超えて人類の限界を超えた新たな知識や能力をもたらし、社会に大きな変化をもたらすと期待されています。孫氏は、ソフトバンクグループを世界で最もAIを活用する企業にすることを目指し、すでに多くの業務にAIを導入して大きな成果を上げていることを紹介しました。
こちらが孫氏が2023年に語った内容です。この前提を踏まえて株主総会の内容を見てみましょう!

ASIの展望とその影響

2024年のソフトバンクグループ第44回定時株主総会で、孫正義氏はASI(人工超知能)の展望について語りました。孫氏は、ASIが10年以内に実現すると信じており、この技術がもたらす社会的・経済的影響について詳しく説明しました。2023年の内容では、AGI中心世界について語っていた孫氏ですが、すでにASIの実現についても本気で考えているようです。
先ほども紹介したとおり、ASIはAGI(汎用人工知能)を超えた知能を持っており、ASIとスマートロボットがつながることによって、掃除、洗濯、建設などの物理的な作業を担う未来を描いています。また、ASIの進化に伴い、自動運転技術も飛躍的に進化するとされています。ソフトバンクグループ内では、車載カメラからAIが運転技能を学習する自動運転技術の実用化が進められており、初めて走る場所でも自動運転が可能になるとしています。孫氏は、ASIが社会のあらゆる側面で重要な役割を果たすと述べ、そのためのインフラとしてクラウドやデータセンターが不可欠であると強調しました。特に、アームのチップがASIの世界で重要な役割を果たすとし、既にアームのチップ出荷数が増加していることを示しました。また、孫氏は、ASIの導入により、交通事故の削減や医療の進化など、多くの課題が解決される未来を描いており、ソフトバンクグループがASI実現をリードし、人類の進化に貢献することを目指していると強調しました。
ASIは現時点において、AI専門家の間で夢物語だと言われております。そんなASIの実現に挑戦する孫氏のような人が、世の中をさらに進化していくのかもしれません!

ASIに関する株主からの質疑応答

第44回定時株主総会では、孫正義氏がASIに関する株主からの質問にも回答しています。

質問:ASIが志やビジョンを持つ可能性はあるか
回答:持つ可能性があると答えました。孫氏は、コンピューターが感情を理解しないというのは人間の思い込みであり、ASIはニューロンの数が人間よりもはるかに多いため、感情や意識を持つ可能性があると述べました。すでにGPT-4では感情らしきものが芽生え始めているとし、時間の問題であると語りました。

質問:ASIが戦争を引き起こす可能性はあるか
回答:孫氏は可能性を認めつつも、人類を滅亡させるリスクはむしろ人間自身にあると述べました。特定の個人が核兵器を持つことの方が脅威であり、ASIはその超知性を使って地球や人々の幸せのために役立つ可能性が高いとしました。

質問:今後の人生でできる準備について
回答:孫氏は、ASIの時代には200年生きることも可能になるかもしれないと述べました。そして、ASIを避けるのではなく積極的に活用し、周囲の人々の幸せに貢献することが重要だとアドバイスしました。孫氏は、ChatGPTを日常的に活用していることを例に挙げ、ASIがもたらす未来の生活を見据えるよう促しました。

孫氏は、AIの専門家でなくとも、ASIがもたらす未来に備え、自分自身がどうあるべきかを考えることが重要であると強調しました。

まとめ

いかがだったでしょうか?
孫氏は、10年以内にASIが実現し、人類の知能をはるかに超えると信じています。そしてASIは、産業や社会に大きな変革をもたらし、私たちの生活を劇的に向上させる可能性があります。
「自分にとってAIはまだ遠い存在。」「周りも使ってないから自分もいいや。」そう思っていると、10年後にはASIによって、何もかもが奪われる未来もあり得るかもしれません。ASI中心社会になった際に自立できるためにも、まずは無料版の生成AIに触ってみるなどの一歩を今のうちに踏み出していきましょう!

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