SaaS企業でクリエイターニーズが上昇!SaaS企業がおすすめな理由

SaaS(サース、またはサーズ)という言葉を聞いたことがありますか。SaaS企業は現在、クリエイター(=Webデザイナー、Webディレクター、Webエンジニア)を積極的に採用しています。この記事ではSaaSについての基礎知識、そしてSaaS企業とクリエイターの関係、SaaS企業で働くことのメリット、デメリットを解説していきます。

最近よく聞くSaaS企業とは?

SaaS企業を聞いたことはありますでしょうか。仕事をしている社会人の方は、よく耳にする機会が増えてきたのではないかと思います。ここでは、SaaS企業について解説していきます。

そもそも、SaaSとはどのような意味なのでしょうか。SaaSとは、Software as a Serviceの略で、2006年頃に誕生した言葉です。SaaSとは、クラウド上で提供されるソフトウェアまたはサービス形態のこと。インターネットが繋がる環境であれば、そのサービスはどこからでも使用することができます。

実際にSaaSという言葉自体には聞き馴染みがない人でも、SaaS形態のサービスを使用している方は多いのではないでしょうか。例えば、G Suiteがあります。G SuiteはGoogle社が提供しているサービスの総称で、GメールやGoogleドライブなどが挙げられます。

また、レジの情報をクラウド上に保存ができるリクルートのサービス、AIrREGIも有名です。これらは全てオンライン上で完結し、データはクラウドに保管する仕組みとなっています。そのため、インターネット環境さえあれば、どのパソコンやスマートフォンからでもデータを使用することができるのです。

このように、SaaSは私たちの生活のさまざまな場面にすでに登場しており、私たちの生活インフラを支える一つの技術となっています。

クリエイターを積極的に採用!その背景とは

SaaS企業では、クリエイター(=Webデザイナー、Webディレクター、Webエンジニア)を積極的に採用する流れが生まれています。ここでは、SaaS企業がクリエイターの採用に力を入れ始めた理由やその背景について解説していきます。

SaaS企業はなぜ、クリエイターの採用を行なっているのでしょうか。その背景には、企業が技術の開発に精一杯で、Webサイト制作やデザインにあまり手が回っていないという点があります。SaaS産業自体が新しく、事業スピードが非常に早いため、なかなか顧客に寄り添ったデザインを作ることができていませんでした。ただ、ある程度業界が落ち着いてきて、次第にUIで差別化を行う流れに市場がシフトしてきました。これからは、使いやすさに業界全体が重点を置き始めるでしょう。

以上のことから、SaaS企業は、優秀なWebデザイナー、Webディレクター、Webエンジニアなどのクリエイターに出会うためにさまざまなアプローチを行なっています。SaaS企業に挑戦したいクリエイターの方は、是非一度、検討してはいかがでしょうか。

SaaS企業で働くことのメリット、デメリット

SaaS企業の解説を聞いて、実際に仕事をしてみたいと興味を持った人もいるのではないのでしょうか。ここでは、SaaS企業で働くことのメリット、デメリットを解説していくとともに、身につけておくといいスキルを紹介します。

まず、SaaS企業で働くと新しい挑戦がしやすい環境であることが多いです。SaaS産業は前述したとおり、まだ歴史の浅い産業で、これから発展やイノベーションが生まれる可能性が高い分野です。優秀なWebデザイナー、Webディレクター、Webエンジニアの採用に苦戦をしているため、それなりの能力さえあれば有利な条件で契約を結べる可能性も高いです。また、上場を目指している企業が多く、ストックオプションを付与されていれば、大きな資金を獲得できる可能性があります。

ただ、魅力が大きい分、デメリットもあります。SaaS産業は、今やレッドオーシャンになっていて、厳しい戦いに負けたときには企業自体が存続の危機に陥るかもしれないですし、企業合併に巻き込まれる可能性も高くなります。また、業務負荷が高く、長時間労働を行わなければならないケースもあるでしょう。

身に付けておくといいスキルは、UI/UXの知識や経験です。他社との激しい競争に勝つためには、競合他社を上回るユーザビリティを提供する必要があります。そのため、顧客の要望に柔軟に対応できる知識、経験が必要です。深い知識を持つと同時に、多くの経験があると重宝される人材となることができるでしょう。また、グラフィックデザインについての知識や経験もあれば、ドラスティックなデザインのテイストを機能性を持たせたまま変えることができるため、有効なスキルとなります。

以上のように、メリットデメリットがともにありますが、新しい産業に挑戦していくのは何度もできることではありません。UI/UXやグラフィックデザインの知識、経験を身に付け、是非一度挑戦してみてはいかがでしょうか。

SaaS企業で力を発揮しよう!

SaaS産業にどのような印象を抱きましたか。SaaS産業は新しい産業で未知な部分が多いと思いますが、興味を持ったら是非ご自身でも調べてみてください。新しい業界の実態をもっと知ることができるでしょう。

ライター
川名真矢
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