オンラインクリエイターに人気!
リモートワークツール7選

オンラインで活躍しているクリエイターは、電話やメールに頼らず、リモートワークにピッタリなツールを使いこなしている人が多くいます。

オンラインコミュニケーションで大切なのは、データの可視化と履歴確認のしやすさ

ここでは、リモートワークツールをコミュニケーション・タスク管理・デザイン管理に分けて紹介します。デザイナーやエンジニア、ディレクターなど、オンラインクリエイターが活用しているツールばかりを厳選しました。お気に入りを見つける参考にしてみてください。

コミュニケーションツール

オンラインクリエイターが活用しているコミュニケーションツールの中から、Zoom、Chatwork、Slackを紹介します。

Zoom(Zoom Video Communications, Inc.)

Zoomは、あらゆるOSに対応したクラウド型Web会議システム。オンラインクリエイターは取引先との打ち合わせ、セミナー・研修・勉強会の開催などにZoomを活用しています。特長は主催者がミーティングIDやURLをコントロールする権限を持っている点です。

参加者はメールで会議に招待され、アカウント登録や費用を支払う必要もなく、URLをワンクリックするだけで会議に参加が可能。参加者はお互いに画面を共有してスクリーンにコメントを追加できるので、ミーティングでの双方向のやりとりが活性化されるのもポイントです。

ミーティングの記録やトランスクリプトにも対応しているため、重要な打ち合わせの内容を保存できる便利なツールと言えるでしょう。コンテンツやビデオ、音楽ファイルの共有も可能です。

Chatwork(Chatwork株式会社)

Chatworkは日本発のビジネスチャットで、導入企業数は25万7千社を超えます(2020年4月現在)。グループチャットとタスク機能で過去の履歴が見やすく、Cc/Bcc漏れにより報連相が2度手間になることもないので業務効率が向上します。ファイル送受信の容量制限がないので、添付ファイルの容量で悩むこともありません。

オンラインクリエイターにとって、チャットで気軽に話せると意思決定までの時間が短縮され、案件の進行がスピードアップするので便利です。ビデオ通話や音声通話機能もあり、遠方のクライアントを直接訪問しなくても打ち合わせが可能に。移動時間でデザインやプログラミングにかける時間を削られることもありません。基本的に顔を合わせる必要がないのであれば、グループチャットで仕事をスムーズに進行できます。

Slack(Slack Technologies, Inc.)

チームでプロジェクトを遂行するときに便利なコミュニケーションツールがSlackです。エンジニア職のオンラインクリエイターはチームでプロジェクトにあたることが多いもの。一元化されたチャンネル内で作業をすると、チームメンバー全員がプロジェクトの進捗状況や目的を共有できます

Slackは、特にエンジニアにとって便利な機能が搭載されている人気のチャットツールです。コードレビューの際に役立つスニペット機能が搭載されており、短いコードや設定ファイル、ログファイルをかんたんにチーム内で共有可能。ほかのメンバーからコメントをもらえるため、コードの修正も手早くできるのでとても便利です。

また、クラウドストレージのDropboxやBox、GitHubなどの著名な外部サービスであれば、数クリックで連携が可能。チャットを続けながら、いつも使っているツールから必要な情報を見つけてすばやく対応できます。

チームでタスク管理するツール

オンラインクリエイターが活用しているタスク管理ツールの中からTrello、Wrikeを紹介します。

Trello(Atlassian)

Trelloは、「To do」「作業中」「完了」などのリストごとに「カード」を作成し、チームでタスク管理ができる便利なツール。カードには完了したいタスクや整理したい情報を示すことで、チームで進捗状況を共有できます。コメント、添付ファイル、期限などをカードに追加すると、誰がどのタスクをどこまで進行させているか可視化できるのです。

デザイン職のオンラインクリエイターは、いつでも仕事をたくさん抱えているもの。Trelloを使えば仕事依頼や工程をTrelloボードで管理できるので、締め切りをうっかり見逃すことはありません。InVision、Figma、Googleドキュメントと連携させれば、インスピレーションを発展させやすいでしょう。

エンジニア職なら、新規プロジェクト開発、QA(品質保証)、そしてリリースにいたるまで、効率的にバグを追跡・解決できます。どこからでもアクセスできるTrello ボードは、チームで活躍するオンラインクリエイターにとって頼りになるツールです。

Wrike

リモートワークで共同作業とプロジェクト管理をするなら、Wrikeの存在も見逃せません。Wrikeは、オンラインクリエイターに必要なExcel、Word、Google、Boxなど、ほとんど全てのアプリと統合できます。注目は、Adobe Creative Cloud用の拡張機能がついていること。Adobeプロジェクトのプレビューを添付できるほか、完了した仕事をWrikeへアップロードしてワンクリックすれば更新完了です。

チームの動きを可視化できるガントチャート、作業負担を可視化するリソース管理を使えば、プロジェクトの進行がより効率的になります。

デザイナーやエンジニアのオンラインクリエイターが欲しい機能が搭載されているので、業務効率の改善に役立てみてはいかがでしょうか?

デザインにまつわる管理ツール

オンラインクリエイターが活用しているデザイン管理ツールとして、Abstract、Zeplinを紹介します。

Abstract(Elastic Projects, Inc.)

複数のデザイナーがひとつのデザインデータを共同で編集するときに、便利なバージョン管理ツールがAbstract。ひとつのプラットフォーム上でデザインの履歴を管理できるため、デザイナー同士の作業効率が向上します。オンラインクリエイターはデザインが最新かどうかチャットやメールで確認する手間が省けるため、とても便利なツールです。

Zeplin

ZeplinはSketchやFigma、Adobe XD、Photoshop用の拡張機能がついた便利な画像共有ツールです。画像の更新はすぐに同期され更新履歴を確認できるほか、コメント機能のおかげで質問やフィードバックも共有できます。GitHubやSlack、Chatworkにもある顔文字リアクション機能がついているので、気軽にやりとりできるのもよい点。インターフェースに遊び心があってとてもかわいいので、楽しく使えておすすめです。

リモートワークツールを使って作業効率を上げよう

オンラインで活躍するには、すぐれたクリエティブスキルのほかに、与えられた仕事を管理するマネジメントスキルも求められます。締め切りの管理はもちろん、問い合わせに対するレスポンスのよさ、ほかのクリエイターと共同作業する柔軟性も必要です。

オンラインクリエイターが使っているリモートワークツールを導入すれば、作業効率が大幅に改善します。自然に仕事管理がしやすくなり、レスポンスのスピードもアップし、共同作業もよりスムーズに。

お気に入りのリモートワークツールを見つける参考にしてみてください。

ライター
Mistyrose
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