生産性UPのための時短テク
Photoshop/Illustrator編

2019年4月から「働き方改革関連法案」が施行され、クリエイティブ業界においても、長時間労働の是正が叫ばれつつあります。

しかし、実際にクライアントワークでは厳しい納期や突然の修正に対応しないといけないこともしばしば。精一杯努力してもなかなか労働時間を短縮できないクリエイターの方もいるのではないでしょうか?

そこで、今回はクリエイターの基本ツールであるPhotoshop、Illustratorの時短テクを、Adobeが推奨しているものから厳選してご紹介します!

<目次>

  1. ルーチン作業は徹底的に自動化すべし
  2. ショートカットキーを制するものが、時間を制する
  3. CCユーザー必見!イラレの時短テク
  4. CCユーザー必見!フォトショの時短テク


1.ルーチン作業は徹底的に自動化すべし

写真のリサイズや切り抜き作業など、ルーティン化している作業はデザイナーには付きもの。

こうした作業を毎回、ファイルの一つひとつを手動で処理しているとしたら、それほど非効率なことはありません。

Photoshopには、「アクション」という便利な機能があります。これは、フォトショでの操作をビデオカメラで録画するように記録し、それを再生するように実行できるものです。

機能自体を知っている方は多いかもしれませんが、アクションにキーボードショートカットを設定したり、アクションをアプリケーション化してドラッグ&ドロップでアクションを実行したり、アクションと手動作業をストレスなく組み合わせるための設定など、実はアクションの世界は奥深いのです。

最初の設定には多少の時間と手間を要しますが、一度アクションさえ作ってしまえば、その後のルーティン作業は驚くほどに簡略化できます。この快感を覚えてしまうと、あらゆる作業をアクション化したくなる衝動にかられます…笑

Adobe公式ブログで細かなテクニックを紹介しているので、ぜひ一度ご覧ください!


2. ショートカットキーを制するものが、時間を制する

作業効率をUPさせるため、ショートカットキーを活用しているクリエイターの方は多くいらっしゃると思います。

ショートカットキーは効率化の基本中の基本ではありますが、意外と使いこなせなかったり、つい手動で作業してしまったりする人もいるのではないでしょうか。

そんな時に便利なのが、Adobeが紹介しているPhotoshopのショートカットキー早見表です。

https://helpx.adobe.com/jp/photoshop/how-to/use-shortcut-keys-for-efficiency-photoshop.html

数あるショートカットの中から、デザイナーがよく使うものを厳選してピックアップ。見やすい一覧表になっているだけでなく、印刷用PDFも用意してくれています。

出力してデスクなどに貼り、意識的にショートカットキーを使うようにすれば、自然とコマンドを覚えていき、気がつくと工数の大幅な削減につながっているはずです。

作業効率を高めたいと思っている方は、今一度、基本に立ち返ってショートカットキーの習得にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

3. CCユーザー必見!イラレの時短テク

CSからCCにバージョンアップされたことで、クリエイターの作業効率UPを手助けする機能変更がいくつかあります。まずはIllustratorから。

たとえば、タイトル文字を目立たせるために、文字の大きさや角度、位置などを個別にいじりたい時。CSでは文字の個別調整ができないので、テキストをオブジェクト化したり、文字を1文字ずつ調整しながら、前後の文字間隔やバランスを調整する必要がありました。

しかし、CCになってからは、「文字タッチツール」でテキストを1文字ずつ選択し、自由に調整できるようになりました。さらに、前後の文字間隔も自動調整してくれるという親切さ。タイトル変更などの修正作業が発生した際も、作業がすこぶるラクになりました。

他にもオブジェクトの作成や入稿データの準備なども時短できるようになっているので、CCの仕様変更はぜひとも抑えておきたいところです。

詳しくはAdobeの記事もご覧ください!
https://www.adobe.com/jp/creativecloud/information/cc-for-design/flyer.html

4. CCユーザー必見!フォトショの時短テク

続いてはフォトショのCCバージョンで使えるようになったテクニック。

たとえばバナー制作時、サイズやレイアウトのバリエーションが必要な時がありますよね?

すべてのバナーを作り終えた後、文字のスペルミスを発見したり、ロゴの差し替えが発生すると、CSでは一つひとつのバナーに修正作業を行う必要がありました。

しかし、CCではロゴやタイトル文字などの共通するパーツを「リンクされたスマートオブジェクト」で配置しておけば、1つを修正しただけで、すべてのバナーに一瞬で反映されるのです。その時間、わずか数秒!

急な修正が発生した時でも、これならストレスなくサクッと作業できます。

詳しくはAdobeの記事もご覧ください!
https://www.adobe.com/jp/creativecloud/information/cc-for-design/banner.html


以上、基本のショートカットから最新バージョンの機能活用まで、様々な時短テクニックをご紹介しました。一つひとつのテクニックはちょっとしたことですが、これを積み重ねていくと作業効率は大きく変わります。

ルーティン作業や地味で時間がかかるだけの修正作業を早く終わらせることができれば、よりクリエイティブな仕事に時間を費やしたり、インプットの時間を増やすことができ、クリエイターとしてのスキルを高めることにつながるのではないでしょうか。

まずは多少の時間をかけてでも、作業効率UPのための施策を打つことをお勧めします!